根管治療の症状・悩み

根管治療の症状

慢性期

むし歯が歯髄に到達しているものの、慢性的な炎症が起きているにとどまる場合は、普段は痛みがないものの体調が悪いときに鈍痛が起こります。その他の症状は次のとおりです。

  • 歯の付け根がうずく
  • 歯ぐきを押すと違和感がある
  • ものを噛むときに強い違和感がある
  • 身体に振動を与えると上の奥歯が痛む
  • 歯ぐきに小さな穴があいており、そこから膿が出ている
  • 歯ぐきの腫れと改善を繰り返している

急性期

歯髄に急性の炎症が起きていると、次のような症状が現れます。

  • 何もしていなくても激痛が起きて、鎮痛剤では対処できない
  • 眠れないほどに強い痛みがある
  • しばらくすると歯ぐきが腫れてきた
  • 目の下、または首のあたりまで腫れてきた
  • ものを飲み込めないほどに喉が腫れてきた
  • これらの症状に加えて微熱や倦怠感がある

保険と自費治療があるよう
だが、違いが
わからない
また、成功率は変わるのか

使用する道具や治療期間、リスクなどが異なります。保険の根管治療の目的は「痛みの除去」が中心のため、悪くなった部分を取り除いてふたをします。一方、自費の根管治療は再発予防まで視野に入れているため、根管内をすみずみまできれいにしたうえで密閉し、再発を防止するのです。保険よりも費用がかかるものの、治療期間の短縮や再発リスクの軽減が可能です。

根管治療後に痛みが
でてしまっている

根管治療で歯の内部の神経は除去しますが、歯のまわりの神経は残ります。そのため、治療後に一時的に痛みが出たり感覚に過敏になったりする場合があります。まずは、主治医に経過をみてもらい、対応策を相談しましょう。

治療の通院にはどれくらい
かかるのか

むし歯の進行度によって異なりますが、平均2~4回の通院が必要です。治療を始める前に通院回数や治療期間の目安をお伝えします。

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