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2025.12.17

前歯の美しいインプラント治療のためのシールドテクニック【注意!手術画像を含みます】

今日のオペは、前歯のインプラント治療(抜歯即時埋入即時荷重)でした。抜歯後、骨の再生医療(GBR)を行い即日インプラントを埋入し、歯を装着させていただきました。
さて、前歯を治療する上で大切になるのは、歯肉部の骨の高まりです。これを維持できると見栄えが良く、インプラント治療をしているとわからないくらいの完成度になります。そこで行われるのがシールドテクニックです。これは歯根の唇側を薄く骨の中に残すことで、骨を温存するテクニックです。歯を2分割して歯の一部を骨の中に綺麗に残す細かい手術テクニックが要求されます。
術中の写真を見てみましょう。

写真の向きとして上が唇側です。抜歯した穴に歯の一部が残っているのがわかるでしょうか。
このあと抜いた歯をお見せします。
綺麗に分割できています。この後、人工骨を歯を抜いた穴に入れて、インプラントを埋入しました。
このテクニックを行うことで、唇側の骨を維持することができ、長期に美しくインプラントの歯を維持することが期待できます。

徳倉歯科口腔外科・矯正歯科
徳倉 圭

 

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